2011.08.04 Thursday
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つくば市在住のワークライフバランスコンサルタントが、WLBにまつわる情報を色々書いておりま〜す。
2010.04.08 Thursday
おはようございます。
ならっちです。
ちょっとご無沙汰になってしまいました。
昨日は西麻布にあるノルウェー王国大使館で行われた、
「ワーク・ライフ・バランスがビジネス成功の鍵を握る?」と題したセミナーに参加してきました。
ノルウェー大使館のリンク
ノルウェー王国はワークライフバランスの先進国であり、
どのようなお話が聞けるのか、とても楽しみにしていたのですが、
期待通りの、非常に勉強になる内容でした。
今回は、ノルウェーにおけるWLBとCSRについての考え方と、日本の取り組みについて講演がありました。
ノルウェーでは、「物質的なニーズは満たされている。あとはどう生きるか」と言うことを念頭において、WLBを考えているそうです。
色々な取り組みの結果、
現在では、25歳〜66際の女性の80%は働いており、
3〜6歳のお子さんがいるお母さんの84%、3歳以下のお子さんがいるお母さんも75%の人が
働いているとの事。
また、出生率も
1977年に1.75だった数字が、2009年には1.98と欧州でもかなりの高水準に上がってきたそうです。
WLBの話の中でとくに印象に残っている事は、
しきりに”WLBは人権尊重なんだ!”と言っていたこと。
これは、
一人ひとりはそれぞれ個性があるが、平等の権利を持ち、等しい価値を持っている。
色々なキャリアを積んだり、様々なチャンスも、平等であるべきだ!
と言うことで、例えば教育もそうだし、管理職に男女の区別が無い事とかもそう。
ちなみに、ノルウェーでは、上場企業では、女性管理職比率を40%以上に
しなければいけないと言う、法律があるそうです。
徹底しています・・・
面白いなぁと思ったことは、
管理職になりたい人手を上げて!と言ったときに、
男性はまだ”能力が足りない”と思っても、やってみよう!と言う人が結構多いが、
女性の場合は能力が高くても、”いや、この点がまだ不得意だからやれません”と尻込みをしてしまうとの事。
日本の男女にも、同じ印象を持っていたので、
「そんなに変わらないんだな」と思いました。
総じて感じたことは、
確かにノルウェーは日本とは違い、高福祉高負担のWLBの先進国。
でも、一人ひとりが考えていることや、悩んでいることは、
日本人もノルウェー人も変わらない。
宗教も、文化も言語もちがうが、WLBは普遍的な課題で、
時間をかけて取り組んできたことが、実を結んできている。
日本もWLBに取り組む価値が確かにある!
と改めて感じました。
昨日の出来事はまだ色々と書きたいことがある(ノルウェーのCSRとか、セミナーでの出会いとか)ので、また書きます。
ノルウェーのレセプションパーティーとかもね。
おいしかったっす。
では。
4月19日にセミナー開催します。
「改正育児介護休業法への企業の対応とワークライフバランスの概要論」
詳細ははこちらをご覧ください!
↓
改正育児介護休業法の企業の対応とワークライフバランスの概要論
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